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2026.04.22

藍から生まれた、新たなる芽吹

藍から生まれた、新たなる芽吹

エコ・ドライブ誕生50周年の節目に合わせて生まれた、草木染と藍染によるThe CITIZEN 緑和紙文字板モデルが5月28日に発売します。

古くから緑は、四季折々の自然や生命の象徴として親しまれてきた色ですが、単一の材料から緑色の染料を抽出することは非常に困難とされています。そのため奈良時代以降は、藍の青と植物由来の黄色を重ねることで、生命の芽吹きを宿した緑が生み出されてきました。

本モデルではこの発想に着目し、藍染を土佐和紙に施した藍染和紙文字板の流れを受け継ぎながら、草木染による緑和紙文字板として表現されています。徳島県の藍染工房 Watanabe’s による伝統技法をもとに、現代のものづくりとして仕上げられた文字板です。

Body Img Tc

藍と重ねる黄色の染料には、奈良時代から装束や着物の染色に用いられてきた「刈安」を採用。なかでも滋賀県・伊吹山周辺に自生する「伊吹刈安」は、『延喜式』にも記された由緒ある染料で、やわらかな黄色の色合いが特徴です。

伊吹刈安の黄色は抜けやすく、色の調整は極めて繊細とされています。複数回の染色と乾燥を繰り返しながら色を定着させ、そのうえで藍を重ねて理想の緑色へと導きます。
藍の濃淡によって色調が大きく変わるため、試作を重ねながら仕上げられた色合いです。

Body Img Tc 2

藍染和紙文字板モデルの倍以上に及ぶ工程を経て生み出されたこの色は、光の角度によって繊細に表情を変えながら、静かに時を重ねていきます。

先行展示・予約受付中ですので、ぜひ店頭にてこの繊細な表情をお確かめください。

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